高槻爆発火災 半径200m被害

大阪・高槻市の倉庫で、スプレー缶のガス抜き作業中に爆発が起き、2人が死亡した火災で、消防が調べた結果、半径200メートルの範囲で多くの建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出ていたことが分かりました。

6日の夜、大阪・高槻市の産業廃棄物収集運搬会社「今村産業」の倉庫で、スプレー缶のガス抜き作業中に爆発を伴う火災が起き、作業に当たっていた4人が巻き込まれ、36歳の男性ら2人が死亡しました。
消防が調べた結果、現場から半径200メートルの範囲で、爆風によって、住宅や倉庫など多くの建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出ていたことが分かりました。
このうち、府立の支援学校では、校舎の窓ガラス14枚が割れたり、鉄製の扉やシャッターがゆがんだりするなどの被害が出ていて、8日は臨時休校になりました。
警察によりますと、4人はいずれも今村産業の従業員ではありませんが、会社側の依頼を受け、爆発の2時間ほど前から倉庫の中でガス抜き作業をしていたと見られています。
警察は、亡くなったもう1人は火事のあと、連絡が取れなくなっている20代の男性とみて確認を進めるとともに爆発が起きた原因を詳しく調べています。

【臨時休校の支援学校は】
爆風で校舎の窓ガラスが割れ、臨時休校になった支援学校では、朝から教職員およそ60人ほどが、ちりとりやほうきなどを使って散乱したガラスの掃除をしていました。
大阪府立とりかい高等支援学校の永田広明教頭は、「かなりの被害が出ていて、爆発の恐ろしさを感じた。授業中だったら、生徒たちがけがをしていた可能性もあり、同じような作業をしている工場には十分安全に気をつけてほしい」と話していました。

【防犯カメラに爆発の瞬間映像】
爆発を伴う火災が起きた大阪・高槻市の倉庫のすぐ近くにある防犯カメラの映像には爆発の瞬間が映っていました。
映像では、6日午後8時すぎ、突然、白い光とともに、炎が建物から立ち上る様子が確認できます。
また、爆発の衝撃で画面手前の建物のドアが大きく外れて、壊れる様子が映っています。