三原「SNS型投資詐欺」 800万円余の被害2件相次ぐ

三原市内でSNSを通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられ、それぞれ800万円余りに相当する暗号資産をだまし取られる被害が2件相次いで起きました。警察は「SNS型投資詐欺」として捜査しています。

警察によりますと、去年12月からことし2月にかけて三原市内に住む2人の男性がそれぞれ800万円余りに相当する暗号資産をだまし取られる被害が相次いで起きたということです。
このうち、50代の会社員の男性は旧ツイッターの「X」で日本人女性とみられる氏名をアカウントにした人物から「海外の取引所で暗号資産の取引をすればもうかる」などと投資話を持ちかけられ、複数回にわたって購入した暗号資産を指定先に送信してだまし取られたということです。
また、別の50代の会社員の男性も動画投稿アプリの「TikTok」で知り合った人物から「期待している通貨があり、貯蓄投資をすればドル配当を受けられる」などと言われ、同じように暗号資産をだまし取られたということです。
警察はいずれもSNSを悪用して投資などを呼びかける「SNS型投資詐欺」として捜査を進めています。
警察ではSNSで知り合った人物に投資を持ちかけられても安易に暗号資産や現金を送らず、不審な内容のときは相談するよう呼びかけています。