「子どもの医療費必要」知人から3000万だまし取り逮捕

86歳の知人の女性に「子どもの医療費が必要だ」などとうそを言って、あわせて3000万円余りをだまし取ったとして、自称・広島市の会社員が逮捕されました。

逮捕されたのは、自称・広島市の会社員、橋本涼馬容疑者(32)です。
警察によりますと、橋本容疑者は去年3月からことし2月にかけて、知人の86歳の女性に「子どもの医療費が必要だ」などとうそを言って、5回にわたってあわせて3040万円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
橋本容疑者は、女性に対し「実は子どもが入院していて、臓器移植をしないといけない」とか、「子どもの手術費がなく、1300万円を払えなかったら命がない」などと、繰り返しうそを言っていたということです。
警察の調べに対し、「間違いありません」と供述して容疑を認めているということです。
女性が現金を振り込もうとしていた際に、金融機関の職員が詐欺を疑って警察に連絡していました。