世羅町でユリ見ごろ

世羅町の観光農園では色鮮やかなユリの花が見ごろを迎えています。

世羅町黒渕にある「花の駅せら」では、およそ1ヘクタールの畑におよそ20品種、3万本のユリを栽培していて、6月20日ごろから咲き始めた花が見ごろを迎えています。
このうち、昨シーズンで現役を引退したサッカー元日本代表の小野伸二さんの名前が付けられた「ShinjiOno」という品種は所属していたチームのカラーにちなんで直径20センチほどの赤い花を咲かせています。
また「ティレーノ」は1メートルほどの茎に、直径15センチほどのピンク色の花を上向きに咲かせています。
畑にはこのほか白やオレンジなどの色鮮やかな花が畑一面に咲き訪れた人たちは散策しながら楽しんでいました。
兵庫県姫路市から訪れた男性は「見たことのない色のユリがあって、目を引きました。花を見ると落ち着きます」と話していました。
「花の駅せら」の矢山翔太さんは「カラフルをテーマにユリを植えています。花を見て元気に、笑顔になってもらいたいです」と話していました。
ユリの花は7月中ごろまで楽しめるということです。