騒音バイク車に衝突で女性けが

県内では、夜間を中心にバイクの騒音などについての110番通報が増えています。
こうした中、6月改造したバイクを走行中に赤信号を無視して乗用車に衝突し女性にけがをさせたとして、バイクを運転していた17歳の少年が逮捕されました。

警察によりますと、県内では夜間を中心にバイクの騒音などについての110番通報が、ことしに入って5月までに782件と、去年の同じ期間と比べおよそ1.5倍に増えています。
こうした中、6月18日、広島市中区舟入町の交差点で赤信号を無視したバイクが乗用車と衝突して、車を運転していた57歳の女性が頭に軽いけがをする事故があり、警察は3日、バイクを運転していた広島市佐伯区の17歳の塗装工の少年を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、逮捕された少年は複数のバイクとともに大きな音を立てて走行していたということで、報道陣に公開されたバイクはハンドルが内側に曲がっているなど改造されていました。
調べに対し、「信号は赤色だったと思う」と供述して容疑を認めているということです。
警察は、検問を実施するなどして、バイクの整備不良や速度違反などを取り締まる方針です。