「七夕電車」運行前に公開

路面電車の車体に織り姫やひこ星が描かれた、「七夕電車」の運行が25日から、広島市で始まるのを前に、その車両が報道陣に公開されました。

広島電鉄は、7月7日の七夕に合わせ特別に飾りつけをした路面電車を「七夕電車」として運行することにしていて、24日はその車両が公開されました。
ことしは5年ぶりに織り姫が描かれた「おりひめ号」とひこ星が描かれた「ひこぼし号」の2両が運行されそれぞれが天の川やささの葉などで彩られています。
また、車内には市内の園児たちが作った短冊なども飾られています。
24日は地元の園児およそ10人が集まり、電車の車体に直接、「足が速くなれますように」とか「お友達がたくさんできますように」などの願いをつづった短冊を貼り付けていました。
広島電鉄の前田亜由美さんは「ことしで35回目となり、市民にも夏の風物詩として親しまれるようになった。車内にはほっこりするような願い事がたくさん書かれた短冊が飾られているので、乗ってもらった人たちに気持ちを和ませてほしい」と話していました。
「七夕電車」は、あすから7月7日まで広島市内の4つの路線で運行されます。