造船工場でタラップ落下 1人死亡3人けが

21日、福山市の造船会社で、船に乗り降りするためのタラップをかける作業中にタラップが倒れて作業員4人が転落し、56歳の男性が死亡したほか、3人がけがをしました。

警察によりますと、21日午後4時すぎ、福山市沼隈町にある「常石造船」で、係留中の船にタラップをかける作業をしていたところ、突然、タラップが倒れ、上で作業をしていた作業員4人が岸壁などに転落しました。
この事故で福山市駅家町の造船作業員、常藤佳起さん(56)が全身を強く打つなどして死亡したほか、3人がけがをしました。
3人のうち50代の男性2人が重傷、20代の男性が軽傷とみられるということです。
警察は22日午前中から現場検証を行うとともに関係者から話を聞き、当時の状況などを調べることにしています。