尾道市生口島の耕三寺 ハスの花が咲き始める

尾道市の生口島の寺では、鉢に植えられたハスの花がことしも咲き始め、訪れた人たちを楽しませています。

尾道市瀬戸田町の生口島にある耕三寺は、20年あまり前に鉢植えのハスを育て始め、今では境内におよそ50品種のハス300鉢ほどが並べられています。
ことしは例年に比べて1週間ほど早い今月5日に開花が始まりました。
このうち、「美中紅」という品種は、下から先端に向かってだんだんと花びらのピンク色が濃くなっているのが特徴だということです。
訪れた人たちは境内を散策しながら咲いたハスの花を写真に収めて楽しんでいました。
耕三寺博物館の吉田守学芸員は「これからどんどん咲いてきますし、お寺の雰囲気とハスが非常に合うので楽しんで、夏のひとときを過ごしてほしい」と話していました。
耕三寺のハスの花は来月から8月中旬までが見頃となりますが、花は昼すぎには閉じるということで、午前中に訪れてほしいとしています。