昭和30年代 懐かしのボンネットバス試乗会

昭和30年代に作られた昔懐かしいボンネットバスに乗って福山市の町並みを楽しむ催しが行われました。

この催しは、クラシックカーやアンティーク時計を展示している「福山自動車時計博物館」が毎年行っているものです。
ボンネットバスは、エンジンを積んだ部分が運転席の前に突き出しているのが特徴で、今回、使われた車両は、昭和30年代に作られ秋田県にあるバス会社が運行していました。
その後廃車になった車両を博物館が修理したもので、同じ型では、現存している車両の中で最も古いということです。
催しでは水色を基調に白のラインを入れて塗装されたバスに親子連れなど30人ほどが乗り込み、福山城などを巡るおよそ4キロの道のりを20分かけて走りました。
乗客たちはスマートフォンで写真を撮ったり、窓を開けて風を感じたりして、珍しいバスでの旅を楽しんでいました。
岡山県から来た男性は「以前から乗りたかったので初めて乗れてすごく楽しかったです」と話していました。
また、男性の小学4年の息子は「ライトやエンジンがかっこよかったです」と話していました。
この催しは5日も行われます。