フラワーフェスティバル 5年ぶりの通常開催

色とりどりの花で広島市の中心部を彩る「ひろしまフラワーフェスティバル」が5年ぶりの通常開催で3日開幕し、初日から多くの人でにぎわいました。

オープニングセレモニーでは、去年、剣道の全日本選手権で広島県勢として初優勝した棗田龍介さんが平和公園にある「平和の灯」から採火したトーチを掲げて子どもたちとともに平和大通りを走りました。
そして平和公園で棗田さんから火を受け取った松井市長がおよそ8000鉢のカーネーションやペチュニアなどで飾られた高さ8メートルの「花の塔」にある点火台に火をともしました。
「ひろしまフラワーフェスティバル」は例年、5月の大型連休に行われますが、去年までは新型コロナやG7サミットの影響で、規模を縮小したり時期をずらしたりしていて、5年ぶりの通常開催となったことしはステージや出店を楽しむ大勢の人たちで初日からにぎわいました。
広島市西区から家族で訪れた40代の男性は「天気もいいのでいい家族サービスになったかなと思います。久しぶりにこのにぎわいがあって、いい雰囲気だなと思います」と話していました。
NHK広島放送局前の特設ステージでは、「お好みワイドひろしま」で放送されている「ひろしま登山歩」のトークショーが行われ、出演者やカメラマンが、撮影で大変だったことや低い山が多い広島県の山ならではの登山の魅力を語っていました。
「ひろしまフラワーフェスティバル」は5日まで広島市の平和公園や平和大通りの一帯を会場に行われ、160万人以上の来場が見込まれています。