しまなみ海道開通25年 記念イベント

尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道が開通して1日で25年となり、記念のイベントが開かれました。

尾道市と今治市の間を7つの橋でつなぐ西瀬戸自動車道通称「しまなみ海道」は、1999年5月1日に開通し、昨年度までの利用台数は2億7000万台余りとなっています。
1日はしまなみ海道の3か所のパーキングエリアやサービスエリアで記念のイベントが開かれていてこのうち、尾道市因島にある大浜パーキングエリアでは、買い物をした人に記念のハンカチが配られました。
また、地元のパンや因島原産の野菜を練り込んだソーセージの販売店も出店し、あいにくの雨のなか、地元の人や観光客が次々に買い求めていました。
尾道市因島に住む40代の女性は「ずっと島に住んでいますがもう25年たったのかなという感じです。もうちょっと観光できるところを増やしたらいいかなと思います」と話していました。
本州四国連絡高速道路しまなみ尾道管理センターの杉町直明所長は「地元の人に愛着を持ってもらい、ここまで育ててもらった。しまなみ海道沿線には見どころがたくさんあるので、これからも多くの人に利用してもらいたい」と話していました。