トライアスロン アジア選手権 廿日市で3年ぶり開催

トライアスロンのアジア選手権が廿日市市で開かれ、国内外から参加した選手たちが白熱したレースを繰り広げました。

トライアスロンのアジア選手権が廿日市市で開かれるのは3年ぶり3回目で、トップ選手が出場するエリート部門には韓国や中国など10の国と地域からの選手52人を含め男女合わせて65人が出場しました。
午前7時半、しとしとと雨が降る中、最初のスイムがスタートし選手たちは合図に合わせて激しい水しぶきをあげながら一斉に泳ぎ始めました。
1.5キロを泳いだ選手たちは陸にあがって素早く自転車に乗り換え廿日市市の市街地40キロを走り抜けました。
最後のランは10キロで、沿道で地元の人たちが大きな声援を送る中、選手たちは力を振り絞ってゴールを目指していました。
千葉県から大会の応援に来た30代の女性は「パリオリンピックに向けて必死な選手たちの姿勢を見て熱く感じますし、選手たちが練習の成果を発揮して充実した気持ちでフィニッシュできるようにと応援しています」と話していました。
東京オリンピック日本代表で男子エリートで優勝したニナー賢治選手は「廿日市市のコースは、おもしろくて楽しかったし、プラン通りのレースができてよかった。大会の後は宮島に行って鹿を見たい」と話していました。