安佐動物公園で飼育を学べる催し

広島市にある動物園では動物の飼育について学べる催しが開かれ多くの家族連れなどでにぎわいました。

4月19日は語呂合わせで「飼育の日」とされていて、広島市安佐北区にある安佐動物公園では、20日、動物の飼育について学べる催しが開かれました。
園内に設置されたパネル展では、動物園には動物を繁殖させ、種の保存を行う社会的な役割があることや、ゾウの飼育係は毎日2時間かけて寝室を掃除し、フンを見て体調のチェックを行っていることなどが説明されていました。
また、5人の獣医や飼育係が動物の食事について語るトークショーには家族連れなどおよそ50人が集まり、チンパンジーにはぶどうジュースやヨーグルトなどを与えているといった話を子どもたちは興味深そうに聞き入っていました。
広島市から訪れた9歳の男の子は、「飼育員は動物の命を守る仕事だと知りました」と話していました。
また、同じく広島市から訪れた10歳の女の子は、「飼育員の仕事は毎日掃除をしたりして大変だと思いました。自分にはできないと思いました」と話していました。