「全国学力テスト」県内小中学生約4万6000人が試験に臨む

小中学生が対象の「全国学力テスト」が18日行われ、県内でも、およそ4万6000人が試験に臨みました。

「全国学力テスト」は子どもの学力を把握し授業の改善などにつなげようと、小学6年生と中学3年生を対象に17年前から行われています。
今回のテストは「国語」と「算数・数学」が実施され、県内では小学校451校中学校239校のおよそ4万6000人の児童、生徒が試験に臨みました。
このうち広島市中区の本川小学校では、6年生の児童61人が試験に臨み、子どもたちは真剣な様子で問題用紙などを受け取っていました。
学力テストに加え、学習環境や生活習慣についての調査も行われ、今回から県内で試験の対象となるすべての学校でタブレット端末などを用いたオンラインによる回答方式で実施されるということです。
本川小学校の築地陽子校長は「今回のテストでは子どもたちの得意・不得意を確認することで、授業の進め方や、重点的に指導すべき点などを検討していきたい」と話していました。
学力テストの結果はことし7月下旬に公表される予定です。