障害者の「アート」テーマにした雑貨・お菓子など販売

障害のある人が「アート」をテーマに手作りした雑貨やお菓子などを販売するイベントが17日から広島市のデパートで始まりました。

このイベントは県就労振興センターなどが開き、会場の広島市中区のデパートでは県内27の福祉事業所で手作りされた雑貨やお菓子など、およそ500種類の商品が販売されています。
このうち、テントを再利用した生地で作ったトートバッグとポーチは、広島市中区の事業所が出品し、障害のある人によるオリジナルのカラフルなデザインが特徴です。
また、6つの事業所が共同で出品したハンドタオルは、魚やきりんなどの色鮮やかな絵がデザインに用いられ、メモ帳やしおりとセットで販売されています。
このほかドーナツなどのお菓子やパンも並べられ、多くの人が買い求めていました。
県就労振興センターの橋中育雄事務局長は「アートをテーマに春らしい色合いでことしは製品を事業者の人にたくさん作ってもらった。多くの人に来てもらって製品をじっくり見て、購入してもらえるとうれしい」と話していました。
このイベントは広島市中区の「広島三越」で4月23日まで開かれています。