福山市長選 新人の宇田氏が立候補表明

任期満了に伴ってことし夏に行われる見通しの福山市長選挙に、新人で福山青年会議所・元理事長の宇田貴美氏が無所属で立候補することを表明しました。

これは、宇田氏が、17日、福山市内で記者会見を開いて明らかにしました。
この中で、宇田氏は「枝広市政の8年間は大きな失策もなく、むしろスピーディーに進んでいたと言えるかもしれないが、目の前の困っている人にきちんと手を差し伸べられているのか、私には疑問が残った」と述べました。
その上で「福山藩初代藩主の水野勝成公のように一番やりで福山市の課題を解決する市長になりたい。経営者の視点で大切な財源の支出先の優先順位を変えて課題を解決していく」と述べ、ことし夏に行われる見通しの福山市長選挙に無所属で立候補することを表明しました。
宇田氏は福山市出身の39歳。
家業の製菓会社に勤務し、令和3年には福山青年会議所の理事長を務めました。
福山市長選挙にはこれまでに現職の枝広直幹氏が立候補する意向を表明しています。