JR芸備線を応援 尾道因島の住民が列車に乗るツアー

厳しい経営が続く広島県と岡山県を結ぶJR芸備線を応援しようと、広島県尾道市の因島の人たちが列車に乗るツアーに参加しました。

このツアーは尾道市の因島のグループが芸備線の利用促進を行う広島県庄原市の住民グループの協力を得て企画し、あわせて18人が芸備線に乗っていずれも庄原市の備後庄原駅から備後落合駅までの区間を往復しました。
このうち備後落合駅では駅でボランティアガイドを行っている永橋則夫さんが迎え入れました。
参加者は永橋さんからかつて駅のホームには売店が、周辺には宿舎があったことなど備後落合駅の歴史について説明を受けていました。
参加した男性は「車窓からののどかな雰囲気がよかったです。また乗ってみたいです」と話していました。
庄原市の住民グループの住田則雄さんは「たくさんの人が芸備線を応援しようと乗ってもらいこれまでの活動がつながったのはうれしかったです。これからもどうやったら乗客が増えるのか考えていきたいです」と話していました。