全国の人気駅弁が広島駅に 販売イベント始まる

全国各地の駅弁を販売するイベントが、12日からJR広島駅で始まり、弁当を買い求める人で賑わっています。

このイベントは4月10日の「駅弁の日」に合わせて2年前からJR広島駅で行われています。
北口1階のイベントスペースには北海道の「いかめし」や石川県の「加賀のかにすし」、そして地元の「広島牡蠣づくし」など44種類の弁当が並び、多くの人たちが列を作ってお目当ての弁当を買い求めていました。
福山市から訪れた59歳の男性は「能登半島地震の復興を応援したくて石川の弁当を買いました。平和公園で桜を見ながら食べようと思います」と話していました。
また会場では駅弁を包む「掛紙」の歴史を紹介するスペースも設けられ、尾道市の千光寺公園の昔の写真がデザインされたものや、兵士や旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」などが描かれた戦時中のものなどを見ることができます。
このイベントは14日まで行われ、3日間で5000個の弁当が販売されるということです。