自転車のヘルメット着用を呼びかけ

自転車に乗る人のヘルメットの着用率の低さが課題となる中、11日、広島市の街頭で警察官らが着用を呼びかけました。

この呼びかけは広島県警察本部に新たに設置された「自転車小型モビリティ対策室」の警察官らあわせて14人が市内の3か所に分かれて行いました。
このうち自転車の進入が禁止されている広島市中区の商店街では警察官が自転車で通行する人に通行が禁止されている場所では自転車に乗らないよう指導したうえでヘルメットを着用することなどを呼びかけていました。
自転車のヘルメット着用は去年4月に努力義務化されましたが、警察庁が去年7月の時点で全国の状況を調査した際、広島県の着用率は全国平均の半数近い6.6%と着用率の低さが課題となっています。
広島中央警察署の大野壮登交通第二課長は「自転車にも交通ルールがあることを理解して、自分の身を守るためにもヘルメットを着用してほしい」と話していました。