JR西日本「再構築協議会では負担問題の議論も」

先月初会合が開かれたJR芸備線の再構築協議会について、JR西日本中国統括本部の藏原潮本部長は会見で地域の考えを聞いた上で、負担の問題と合わせて議論することで、一定の方向性が得られるという認識を示しました。

JR芸備線をめぐっては先月、JR西日本や沿線の自治体などが参加して再構築協議会の初会合が開かれ、今後、庄原市の備後庄原駅と、岡山県新見市の備中神代駅を結ぶ区間について路線の存続やバスへの転換などを話し合うことになっています。
これについて、JR西日本中国統括本部の藏原潮本部長は記者会見で「地域の方々と向き合い今だけでなくこれから少子化が進み一部地域で過疎化が進む5年、10年、20年、あるいはもっと長いレンジで考える中で、地域の方々がどのように考えるかが大切だ」と述べました。
その上で「負担の問題と兼ね合わせて、一緒に正面から向き合って議論することで、一定の方向性が出てくるのではないかと非常に期待している」と述べ、地域の考えを聞いた上で、負担の問題と合わせて議論することで、一定の方向性が得られるという認識を示しました。