広島空港のハノイ便5月に就航 定期便の就航は19年ぶり

広島空港とベトナムのハノイとを結ぶ定期便が5月に就航することになりました。
広島空港の国際線の定期便就航は19年ぶりのことです。
ベトナムの航空会社「ベトジェットエア」は広島空港とベトナムのハノイを結ぶ定期便を来月12日から週に2往復、運航します。
「ベトジェットエア」は去年7月に就航する計画を発表していましたが、広島県によりますと保安検査の体制の準備などに時間がかかったということです。
広島空港の国際線の定期便就航は19年ぶりのことです。
広島空港の国際線は新型コロナの影響などで7つの路線が運休しましたが、このうち、▼台湾の台北便や(たいほく)▼韓国のソウル便、▼中国の上海便、それに▼大連を経由して北京に向かう便の4つの路線が再開しています。
県によりますとことし2月の国際線の利用客は2万6933人で、新型コロナの感染拡大前の5年前の同じ月を10%上回っていて、観光需要の高まりで利用客の回復傾向が続いています。