広島・長崎・福島を題材に 命の大切さ伝える絵画展

原爆の悲惨さや命の大切さを伝えようと、広島や長崎などをテーマにした絵を描く画家の作品展が広島市で開かれています。

この作品展は、広島市中区の旧日本銀行広島支店で20日から開かれているもので、原爆や原発事故をテーマに命の大切さを訴える作品を描く日本画家、山内若菜さんの作品50点が展示されています。
このうち、「刻の川 揺」という作品は広島・長崎・福島それぞれを描いた3部作のうち広島を描いた1枚で、旧陸軍被服支廠など被爆建物を背景に、ペガサスが傷つきながらも力強く空を駆ける様子が描かれています。
また、縦3メートル、幅9メートルの「讃歌 樹木」という作品は、被爆してもなお力強く枝を伸ばす樹木や小さな生き物を描いていて、脈々と続く命の連鎖が表現されています。
作品を描いた山内若菜さんは「広島を歩いていると感じる町や木々が放つ命の声を表現した。絵の前に立つと見る人の影が映るので、自分が絵に参加する気持ちで命のすばらしさを感じてほしい」と話していました。
この作品展は入場無料で、3月25日まで開かれています。