高校生が高齢者にスマホの使い方教える 地域との交流で

地域との交流を深めようと、高校生が高齢者にスマートフォンの使い方を教える相談会が広島市で開かれました。

この相談会は広島市東区にある通信制の第一学院高校などが開き、地元の高齢者と生徒およそ25人が参加しました。
参加した高齢者は生徒と3人1組となり、日常生活の中でLINEを使っていて分からない点を指導役の生徒に尋ねていました。
これに対して生徒たちは、スマートフォンを一緒に操作しながらQRコードを読み取って友だちとして追加する方法や、送ったメッセージをどうすれば消去できるのか、それに、写真を送る方法などを丁寧に教えていました。
使い方を教わった広島市東区の70代の女性は、「LINEでの写真の送り方などを学ぶことができました。いろいろ話を聞いたので帰ったら復習したいです」と話していました。
参加した高校1年生の女子生徒は「自分も勉強になることがあったので参加してよかったと思います。メモを取りながら話を聞いてくれる姿を見て、とてもうれしかったです」と話していました。