5年前閉校の三次市の小学校でコンサート 卒業生らが懐かしむ

5年前に閉校した三次市の小学校でコンサートが開かれ、卒業生たちが懐かしい校歌などを合唱しました。

これは町おこしに取り組む地元のグループが、三次市吉舎町にある旧・安田小学校の体育館で開き卒業生などおよそ150人が集まりました。
コンサートでは、徳島県を中心に活動をしているシンガーソングライターの皆谷尚美さんが、小学校に残されていたピアノを弾きながら、オリジナルの歌や「どこかで春が」などの歌を披露しました。
続いて皆谷さんのピアノの伴奏で、小学校の校歌や「それ行けカープ」を参加した人たちが合唱しました。
閉校当時4年生だった男子中学生は「懐かしいです。卒業できなかったけど大事な母校なので大切にしたいです」と話していました。
主催した「やすだ音楽プロジェクト」の実行委員長・鳥井実香さんは「これからもこういった機会を増やして中山間地域を盛り上げていきたいです」と話していました。