SNS投資詐欺4650万円被害

広島市の60代の女性が、SNSで知り合った人物にうその投資話を持ちかけられて現金4650万円をだまし取られる被害にあい、警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、去年11月、広島市の60代の女性が、SNSのダイレクトメッセージを通して知り合った人物に外国為替取引に関する投資話を持ちかけられました。
女性はその誘いに乗って架空の投資金の運用利益が表示されるアプリをダウンロードし、サポートセンターを名乗る人物からの指示で去年12月から今月(3月)にかけて17回にわたって投資の名目で指定の口座に金を振り込み、4650万円をだましとられたということです。
投資話を持ちかけた人物は最初は投資家を名乗らず、女性がメッセージでのやりとりを重ねたところで副業投資家を名乗り投資を勧めてきたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、SNSでやりとりをして親近感を抱かせた上で投資話を持ちかける詐欺の被害はほかにも起きていて、インターネットで持ちかけられた投資話に注意し、個人口座に振り込まないよう呼びかけています。