パスピー終了 アトムは11月末

広島電鉄はバスや路面電車などで利用できるICカード「PASPY」のサービスを来年3月で終了すると発表しました。
アストラムラインでの利用も、これに先だってことし11月末で終了するということです。

ICカード、「PASPY」の運営協議会の事務局を務める広島電鉄は15日、PASPYのサービスを来年3月29日で終了すると発表しました。
また、アストラムラインでの利用については、これに先だってことし11月末で終了とし、定期券は5月末に販売を終了するということです。
広島電鉄はサービスの終了を前にことし6月から手数料なしで払い戻しをするということです。
PASPYに代わる新たな乗車券システムとして広島電鉄は、スマートフォンのアプリでQRコードを表示する「MOBIRYDAYS」をことし9月から導入することにしています。
また、スマートフォンを持っていない利用客に対しては、「PASPY」に代わる新しいICカードを発行するほか、広島電鉄の路面電車やバスなどではJRの「ICOCA」など交通系ICカードを引き続き利用できるようにするということです。