高校生と大学生が介護の魅力を発信するパンフレット

東広島市で介護や福祉を学ぶ高校生と大学生が、若い世代に介護職の魅力を発信するパンフレットと動画を作りました。

この取り組みは、若者の視点で介護職の魅力を発信してもらうことで若い世代に興味を持ってもらい職業を選ぶ際の参考にしてもらいたいと、東広島市の介護保険課が企画しました。
黒瀬高校の生徒と広島国際大学の学生、合わせて6人は、去年7月から介護事業所を見学したり職員に話を聞いたりするなどして取材を続け、今月、全6ページのパンフレットと3分半の動画2本を完成させました。
パンフレットには、現場で働く人たちのインタビューのほか、ICTの活用など介護業界の新しい取り組みも紹介されています。
また、動画では「きつい」「汚い」などの3Kと言われてきた介護職のイメージが、取材を通して「家族的」「改善」「感謝」の新しい3Kに変わったことなどを座談会形式で紹介しました。
完成したパンフレットは市役所に置かれるほか、市内の中学校に配布され、動画は市の公式YouTubeで見ることができます。
制作した広島国際大学の学生は、「介護は、暗いというイメージを持っている人が多いかもしれないが、取材した施設はどこも明るく活気があったのでイメージを変えたいという思いで作りました」と話していました。