中国運輸局が宮島観光協会を表彰

中国運輸局が宮島観光協会を表彰

中国運輸局は去年のG7広島サミットの各国首脳へのもてなしに尽力するなど、中国地方の観光振興に貢献したとして宮島観光協会を表彰しました。

中国運輸局は毎年、中国地方の観光振興に功績のあった団体や個人を表彰していて、ことしは宮島観光協会が選ばれました。
14日、広島市中区で行われた表彰式では1日中国運輸局長に任命されたSTU48の信濃宙花さんから宮島観光協会の中村靖富満会長に表彰状が渡されました。
協会には嚴島神社や、宮島の旅館、それに土産物店など218の事業者が加盟していて去年のG7広島サミットで会場や料理を提供したほか、インバウンド客などをもてなしたことが表彰の理由だということです。
宮島観光協会の中村会長は、「大変光栄です。これまで欧米豪が中心でしたが去年はアジアからの客が増えているので、多様化する客のニーズに応えられるよう努力していきたいです」と話していました。
廿日市市によりますと、去年、宮島を訪れた人の数は465万2000人とコロナ前の2019年の465万7000人に次いで過去最高に迫っています。
また、観光庁の統計では去年、広島県に宿泊した外国人はおととしの9倍となる129万2000人あまりと2019年の98%ほどになっていて、コロナ前の水準をほぼ回復しています。