“健康づくりに”熊野町でノルディックウォーキング大会

健康づくりに役立ててもらおうと、熊野町でスキーのストックのようなポールを両手に持って歩く「ノルディックウォーキング」の大会が開かれました。

ノルディックウォーキングは、両手に持ったポールを地面につきながら歩くことで足や腰への負担が少なくなる一方、運動量が多くなることから、熊野町では健康づくりに役立ててもらおうと大会を開いて普及に努めています。
新型コロナウイルスの影響などで6年ぶりの開催となった今年は、小学生から90代までおよそ60人が会場の熊野町民会館に集まりました。
参加者は、準備運動のあと、歩く距離が1.5キロと、5キロの2つのコースに分かれ、このうち1.5キロのコースでは、最初に講師がポールの正しい使い方の講習を行ったあと、全員で、会館の周りを20分ほどかけて歩きました。
最初のうちはポールの使い方にとまどっていた参加者たちも次第に慣れて会話をしながら楽しそうに歩いていました。
参加した10歳の男の子は「楽しかった。またやりたいです」と話していました。
また、70代の女性は、「講師が丁寧に指導してくれたので、初めてでしたが楽しく歩けました。ポールを買って続けようと思います」と話していました。