広島県立図書館でスペースづくり作業 新年度1万冊以上増

令和6年度、1万冊以上もの新しい本が入ってくる広島県立図書館では、本棚のスペースをつくる作業が進められています。

84万冊余りの蔵書がある広島市中区の県立図書館では、2月26日から休館にして、図書館の司書やスタッフなどが連日、スペースをつくる作業などに当たっています。
29日は本の閲覧ができる1階の本棚から、発行年や貸し出し状況に応じてあらかじめ選定した本を地下の書庫に移動させていました。
そして書庫では、1年分の雑誌をひもでくくってひとまとめにしたり、移動させた本を分類ごとに並べたりしていました。
また、休館中は、所在がわからなくなっている本の確認や1階のレイアウト変更なども行うことにしています。
図書館によりますと、令和6年度は絵本や広島の郷土資料などさまざまなジャンルの新しい本が1万冊以上入ってくるということです。
県立図書館の松井厚子資料課長は「新年度には新しい本がどんどん入ります。多くの人に来てもらえるような図書館にしていきたいです」と話していました。
休館は3月8日までの予定です。