原爆資料館「混雑緩和」 ネットでのチケット販売開始

広島市の原爆資料館で入館者の増加による混雑の緩和を図るため、インターネットでのチケット販売が、16日から始まりました。

広島市の原爆資料館は、外国人旅行者の増加などで、平日も入館を待つ人たちの行列ができていたことから、窓口に加え、16日午前0時からインターネットでもチケットの販売が始まりました。
原爆資料館や広島市のホームページから専用サイトに入り、希望の日にちと、30分ごとの入館予定時間を選択して電子決済で購入すると、入館の際に必要となるQRコードがメールで届きます。
チケットを購入できるのは来月1日からの分で90日先までとなっていて、同じ日であれば指定した時間帯以外にも入館できるということです。
専用サイトでは、30分ごとのチケットの購入状況も確認することができ、広島市は、混雑が予想される時間帯を避けるなど、購入を検討する際の参考にしてほしいとしています。
また、この時期の開館時間を今よりも前後1時間延長した午前7時30分から8時30分までと午後5時30分から6時30分までの時間帯はインターネットでのみチケットを購入でき、30分ごとにそれぞれ300人ずつの上限が設けられています。
さらに、来月からは、障害者や妊婦、未就学の子ども連れなど配慮が必要な人は、窓口に伝えれば列に並ばずに優先的に入館出来るということです。