「eーTax」利用呼びかけるタクシー出発式

所得税などの確定申告の受け付けが16日から始まるのを前に、スマートフォンなどで手続きができる「e−Tax」の利用を呼びかけるステッカーを貼ったタクシーの出発式が広島市で行われました。

広島市南区で行われた出発式には、納税の呼びかけに協力する民間団体や、税務署の職員などおよそ20人が参加しました。
タクシー運転手は、「使って実感e−Tax」などと書かれたステッカーを受け取ると、さっそくそれぞれの車体に貼り付けて出発していきました。
税務署によりますと、スマートフォンやパソコンから確定申告を行える「e−Tax」での手続きは増加傾向にあり、今年はインボイス制度の開始に伴って初めて消費税を申告する人も多くなると予想されるということです。
広島南税務署の渡辺誠総務課長は、「e−Taxで申告すれば、計算の誤りも少なくすることができます。タクシーに貼られたステッカーを目にしてもらうことで、ぜひ多くの人に利用してもらえたらと思います」と話していました。
確定申告の受け付けは、16日から始まります。