ガザ地区の戦闘中止を 生徒がキャンドルで訴え 福山市

ガザ地区でイスラエルの軍事作戦が続く中、福山市の学校で生徒たちがキャンドルに火をともして戦闘の即時中止を訴えました。
福山市の盈進中学高等学校では生徒会の呼びかけで14日夕方、学校の中庭に約500人の生徒が集まりました。
参加者が約500本のキャンドルに火をともすと「ガザ地区での大量虐殺をやめろ」という意味の「STOP GENOCIDE IN GAZA」の文字が浮かび上がりました。
そして、生徒会長で高校2年の梶山一歩さんが「罪のない多くの市民の命が危険にさらされ、奪われている。平和を1人でも多くの人に広げていくことが私たちの使命だ」などと訴え、戦闘の即時中止を求めました。
その後、参加者全員で黙とうして戦闘の犠牲者に祈りをささげました。
参加した中学2年の女子生徒は「ガザ地区の人の気持ちを考え、平和に暮らしてほしいと思い、参加しました。少しでも多くの人が平和に暮らせるようになり幸せを感じられるようになればいいと思い、黙とうしました」と話していました。