県内新型コロナ感染状況 5類移行後最多に

県内新型コロナ感染状況 5類移行後最多に

県内の感染症の状況です。
新型コロナウイルスの1医療機関あたりの平均の患者数は5類移行後、最も多くなりました。
広島県によりますと、1月29日から2月4日までの1週間に県内112の医療機関で定点把握された新型コロナウイルスの感染者数はあわせて1944人で、1医療機関あたりの平均は17.36人でした。
前の週と比べて3.22人増え、12週連続で前の週を上回り、5類移行後の1医療機関あたりの平均としては最も多くなりました。
インフルエンザも1医療機関あたりの平均で16.40人の感染が報告されていて、前の週から4.15人増え、県は引き続きインフルエンザ警報を出して感染対策を呼びかけています。
このほか子どもを中心に発熱などの症状が出る咽頭結膜熱や溶連菌感染症の一種についてもそれぞれ警報が続いています。
広島県は「県内では新型コロナもインフルエンザも感染が広がっている。混み合う場所ではマスクを使い換気も行ってもらいたい。そして症状がある場合は、外出を控えるなど基本的な対策を取ってもらいたい」としています。