子どもたちに劇やダンスを披露 幼稚園教諭など目指す学生

保育園や幼稚園の教諭を目指している広島市の専門学校の学生たちが、子どもたちを前に練習してきた劇やダンスを披露しました。

広島市中区の会場で保育園の園児などおよそ220人を前に劇などを披露したのは、専門学校で保育園や幼稚園の教諭を目指して学んでいるおよそ150人の学生です。
学生たちは、自動販売機の中に入ったたぬきが、森の動物たちから受け取った葉っぱを欲しいものに変える話を描いた、「ぽんたのじどうはんばいき」という絵本を元にしたものなど4つの劇を発表しました。
劇は、絵本をベースにしながら脚本や衣装、それに大道具などは学生たちが制作にあたったということで、劇の合間には楽器を使いながら歌やダンスも披露しました。
子どもたちは熱心に劇を見たり、学生たちと一緒に踊ったり歌ったりして楽しんでいました。
発表会を見た子どもは、「てんとう虫の劇が1番楽しかったです」と話していました。
専門学校の学生で実行委員長を務めた晝田真優さんは「発表会の経験をいかして、現場に出てからもどうすれば子どもたちが楽しんでくれるかを1番に考えて頑張っていきたいと思います」と話していました。