海外への販路拡大を 広島市で食品や酒の商談会

海外への販路拡大をはかろうと、食品や酒などを商社のバイヤーに売り込む商談会が広島市で開かれ、企業の担当者が自社の商品を熱心に売り込んでいます。

この商談会は、食品や酒類の輸出拡大をはかろうと、企業の海外展開を支援するジェトロ広島などが5日と6日の2日間、開催します。
広島市中区の広島国際会議場には5つの商社のバイヤーがブースを設けていて、参加者が30分ごとに時間を区切ってブースを訪れる形式で行われています。
広島県内や山口県、島根県の49の企業などが商品を売り込み、このうち、三次市にある酒造会社は実際に酒を試飲してもらいながらPRし、「辛口に作っています。料理と合わせた時にうまみが広がるタイプのお酒です」などと説明すると、バイヤーは「広島のお酒はまだ取り扱っていないので、これを機会に広げていきたい」と応じていました。
参加した酒造会社の黒木一成さんは「私たちのお酒をプラスに受け止めてもらえたと思う。今まで輸出していない所に販売網を持っているバイヤーだったので、そのあたりに広がれば」と話していました。