新サッカースタジアムの竣こう式

サッカーJ1・サンフレッチェ広島の本拠地となる新しいサッカースタジアムの完成を祝うしゅんこう式が、31日、行われました。

サンフレッチェ広島の新しい本拠地、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」の完成を祝うしゅんこう式には、関係者などおよそ240人が参加しました。
はじめに、広島市の松井市長が、「夢のスタジアムの完成を大変うれしく思っております。サッカーを通じて、平和への願いを国内外に発信する広島の新たなシンボルになるとともに、にぎわいの拠点になることを確信しています」とあいさつし、テープカットが行われました。
新しいスタジアムの収容人数は、およそ2万8000人とサッカー専用スタジアムとしては中四国では最も多いほか、客席とピッチとの距離は近いところで8メートルだということです。
2階のコンコースでは、人気漫画「キャプテン翼」の主人公、大空翼が世界平和を訴えるシーンを描いた壁画の除幕式が行われ、作者の高橋陽一さんが壁画にサインしました。
高橋さんは「スポーツの力と夢、そして世界平和の大切さを感じてもらえる場所になるとうれしいです。世界中の人に訪れてほしいです」と話していました。
スタジアムのこけら落としは2月10日で、J1のガンバ大阪とのプレシーズンマッチが行われます。