大谷選手から届いたグローブでTボール教室

廿日市市の小学校で、1月、大リーグの大谷翔平選手から届けられたグローブを使った、Tボール教室が開かれました。

「Tボール」は、「ティー」と呼ばれる台の上にボールを置いてバットで打つスポーツで、野球の動きを気軽に楽しむことができます。
廿日市市内の8つの小学校では大谷翔平選手から届けられたグローブを使って30日から3日間、Tボール教室を実施することになり、30日は、大野西小学校で4年生の児童およそ130人が参加して最初の教室が開かれました。
教室には、社会人女子野球チーム「はつかいちサンブレイズ」の選手たちも参加して、子どもたちにバットの持ち方や投げる際の正しいフォームなどを丁寧にアドバイスしていました。
子どもたちは、教室を開催する8つの小学校に寄贈された24個のグローブをかわるがわる使って野球の楽しさを学んでいました。
参加した4年生の女子児童は「かっこいいグローブを小学校のみんなに届けてくれた大谷選手にありがとうと伝えたい」と話していました。
はつかいちサンブレイズの西山小春選手は「みんなの憧れの存在である大谷選手が子どもたちに野球の楽しさを知ってもらうために行なっている活動に私たちも賛同することができてとても光栄だ」と話していました。