カープ新井監督が護摩行 炎の前でリーグ優勝・日本一祈願

プロ野球、カープの新井貴浩監督が高野山で炎の前でお経を唱える護摩行を行い、就任2年目のシーズンに向けてリーグ優勝と日本一を願いました。

カープの新井監督は、精神面を鍛えるため現役時代の20年前から毎年、護摩行を続けていて、18日、和歌山県の高野山にある寺を訪れました。
けさを身につけた新井監督は、燃やすことで煩悩を焼き尽くすとされる護摩木1600本が次々と燃やされる中、目の前で大きく立ち上る炎に向かってお経を唱えました。
護摩行はおよそ1時間半に及び、新井監督は顔に大粒の汗を浮かべながら「広島優勝、心願成就」と大きな声で繰り返し、就任2年目の今シーズンに向けてチームの6年ぶりのリーグ優勝と40年ぶりの日本一を願っていました。
護摩行を終えた新井監督は顔が真っ赤になっていて「ことしもきつかった。優勝して日本一になることと、選手がけがをしないように、けがしたとしても小さなけがになるよう祈った。ことしはファンの皆さんにたくさん喜んでもらい、護摩行の火のように真っ赤に燃えさせたい」と話していました。