能登地震 県がDPATとDMATを被災地派遣へ

広島県は能登半島地震の被災地を支援するため、DPAT=災害派遣精神医療チームとDMAT=災害派遣医療チームをそれぞれ石川県に派遣することを決めました。

県によりますと、東広島市の賀茂精神医療センターから医師や看護師など4人が、DPATとして今月14日から18日まで石川県に派遣されます。
4人は現地の拠点となっている石川県七尾市の能登総合病院にいったん入ったあと、避難所などで被災した人の心のケアなどにあたる予定だということです。また、広島市の県立広島病院と三原市の興生総合病院の医師や看護師など4人が、DMATとして石川県珠洲市や穴水町に12日から順次、派遣されます。隊員たちは、医療ニーズの分析や現地で活動している医療チーム間の調整業務などにあたるということです。県は「被災地からの要請があれば、今後も追加の派遣を検討していきたい」としています。