障害者が職業技能を競う「ひろしまアビリンピック」

障害のある人が日ごろ培っている接客や清掃などの技能を競い合う「ひろしまアビリンピック」が広島市で開かれています。

「ひろしまアビリンピック」は、障害者の雇用促進につなげようと広島県などが2003年から開いていて、広島市中区の会場では県内の特別支援学校の生徒や企業で働いている人など55人が8つの種目に分かれて競技に臨みました。
このうち「喫茶サービス」の種目では、会場に模擬喫茶店が設けられ、授業で接客の訓練に取り組んでいる生徒たちが接客技術を競いました。
生徒たちは、客に見立てた職員が店に入ってくると、「いらっしゃいませ」と明るく笑顔で出迎え、審査員は、生徒たちが丁寧なことばづかいで客に応対しているかや、正確でスムーズに注文を取れているかなどを審査していました。
また、「ビルクリーニング」の種目では4メートル四方のカーペットを掃除機で清掃し、制限時間内にすみずみまできれいにできるかを競っていました。
大会を主催する高齢・障害・求職者雇用支援機構広島支部の有田真課長は、「障害者雇用はまだ理解が進んでいない部分があるので、大会を通して理解が広がればいいと思います」と話していました。
大会で優勝した人は、ことし11月に愛知県で開かれる全国大会に出場します。