東広島 西条酒蔵通りを色とりどりの花で

酒蔵が立ち並ぶ東広島市の観光名所「西条酒蔵通り」を訪れる人たちをたくさんの花で迎えようと、市内の生花店の店主たちが通りに置かれた酒樽に色とりどりの花を飾りました。

この取り組みは、酒蔵の前を華やかな花で飾って通りを訪れる人を楽しませたいと、市内の生花店の店主と地元の観光協会が行っていて、ことしで4回目です。
5日は、市内の5つの生花店の店主が西条酒蔵通りに集まり、7つある酒蔵の前の歩道にそれぞれ置かれた蔵の酒樽を花器に見立てて色とりどりの花を生け、華やかな作品を完成させました。
このうち、およそ350年の歴史がある酒蔵の前の樽には、真っ直ぐに伸びた松を際立たせるようにデルフィニウムやユリ、それにシンビジウムなど10種類の花が生けられ、新年をイメージした華やかなアレンジとなっています。
高さが1メートル60センチほどになるこの作品を生けたますかわ花店の舛川剛章さんは「新年早々暗いニュースが多々ありましたが、お花を通じて少しでも笑顔になって楽しんでいただければと思います」と話していました。
5日飾られた花は、西条酒蔵通りで今月20日まで見ることができます。