中学生の踏切死亡 学校対応など検証 第三者調査委を設置へ

県立中学校に通う14歳の男子生徒が去年、東広島市の踏切で死亡した事故をめぐり、県が学校の対応が適切だったかなどについて調査する第三者調査委員会を設置する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。

去年8月、東広島市のJR山陽本線の踏切で、県立中学校に通っていた男子生徒が列車にはねられて死亡しました。
県によりますと生徒が通う中学校が「原因は特定出来ていない」などとする調査結果をまとめた一方、男子生徒の遺族は「原因の究明が不十分だ」などとして、さらに詳細な調査を求めていたということで、県が生徒の死亡について調査する第三者調査委員会を設置する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
遺族が中立な立場からの調査を求めたことから、委員会は県教育委員会ではなく、県の知事部局が設置するということで、事故に至る生徒の心理状態やその背景のほか、事故前後の学校や県教育委員会の対応が適切だったかを検証し、再発防止策を提言するということです。
委員は、弁護士や教育の専門家などが務める予定で、委員会の初会合は来年、開かれる見通しです。
男子生徒の遺族は、「原因が分からないままだと、再発防止も進められない。学校での指導に問題がなかったかを含めて、原因の究明をして欲しい。生徒たちが安心して学校生活を送れるようにしてほしい」と話しています。