三原市の小学生がミニ門松作りに挑戦

三原市では小学生が正月向けの小さな門松作りに挑戦しました。

三原市の須波小学校で行われたこの催しは、放課後に勉強やスポーツを通じて児童と交流している地域住民のグループが、日本の文化を知ってもらおうと去年から行っています。
21日は、小学校の教室に児童20人余りが集まり、門松は神様が正月に訪れる時の目印とされていることや、松は長寿の象徴であるといった飾りの意味を教わっていました。
その後、児童たちは大人に手伝ってもらいながら、用意された土台に竹の筒を刺したり、縁起物のナンテンや折り鶴などを飾ったりして、高さおよそ40センチの門松を完成させました。
参加した5年生の男の子は「作ってみて楽しかったし、家族に見せたら、喜ぶだろうなと思いました。玄関に置きたいと思います」と話していました。
門松作りを教えた仁田峠典子さんは「玄関に飾られたこの門松を通じておじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に家族でお話ができればいいなと思います」と話していました。