JR広島駅 新駅ビルの上棟式

再来年春の開業を目指すJR広島駅の新しい駅ビルの骨組み部分の完成に合わせて19日、上棟式が行われ、関係者が残りの工事の安全を祈願しました。

上棟式には工事を進めるJR西日本のほか広島市や広島電鉄などの関係者およそ50人が出席しました。
JR広島駅では再来年春の開業を目指しておよそ1万4000平方メートルの敷地に地上20階、地下1階の駅ビルの建設が進められていて、式では最後の骨組みとなる9階部分の鉄骨がクレーンで上げられました。
新しい駅ビルは2階に広島電鉄の路面電車が乗り入れるほかテナント部分にはホテルや映画館、それにショッピングセンターなどが入る予定です。
来年からは内装工事が本格化するということで、出席者は玉串を捧げて残りの工事の安全を願っていました。
JR西日本の藏原潮中国統括本部長は「新しい駅ビルでは屋上からの景色が楽しめたりいろんな空間でイベントができたりするので海外からの旅行客だけでなく地域の人からも愛されることを目指したい」と話していました。