「NHK歳末たすけあい」募金が7団体に交付される

今月始まった「NHK歳末・海外たすけあい」のうち、これまでに「歳末たすけあい」に寄せられた募金が県内7つの団体の代表に交付されました。

「NHK歳末・海外たすけあい」は今月1日から受け付けが始まり、寄せられた「歳末たすけあい」のうち450万円が県内7つの福祉団体に贈られることになりました。
19日はNHK広島放送局で関係者12人が出席して交付式が行われ、カープのOBで県共同募金会の池谷公二郎会長が「この配分金が県民の皆さまの善意の結集であることを考えて、有効に活用して下さい」とあいさつしました。
そして、出席した団体の代表ひとりひとりに募金の配分額などが記された交付書が手渡されました。
いずれの団体も、施設を利用する人の送迎車など車両の整備にあてるということです。
交付書を受け取った団体のうち、広島市にある聴覚障害などのある人が働く作業所の大橋千晶さんは「こうした形で皆さんに助けてもらい、本当にうれしく思います。遠方から通っている仲間がいるので、送迎にいかしていきたいです」と話していました。
NHK歳末たすけあい、海外たすけあいは今月25日までNHK広島放送局をはじめ、郵便局や取り扱い標示のある金融機関などで受け付けています。