“家族・友人を案内したいスポット” 外国人が発表

東広島市で暮らす外国人が、母国の家族や友人が日本に来た際に案内したいスポットなどについて発表するコンテストが開かれました。

このコンテストは外国人の目線から見た広島の魅力について知ろうと広島空港振興協議会が初めて開いたもので、留学生など5人が出場しました。
このうちインドネシアから広島大学に留学している女性は、夫と子どもを招いて、▽母国では見られない雪を見ることができる廿日市市のスキー場や、▽宇宙飛行士になりたい子どものために、広島市にあるプラネタリウムに案内したいと英語で発表しました。
また、中国出身で広島大学に勤める女性は、中国に住んでいる父親を招待して▽広島市の縮景園や▽東広島市西条の酒蔵などをめぐる旅行プランを日本語で紹介しました。
女性は旅行の様子を中国のSNSで発信して広島の魅力を伝えたいと発表し、最優秀賞を受賞しました。
発表を聞いた男子大学生は、「知らない名所もあったので、旅行をする際の参考にしたいです」と話していました。
コンテストを企画した広島国際空港の小林和俊副社長は、「新たな発見があって期待感が持てる内容だったので継続していきたいです」と話していました。