「マリーナホップ」跡地の事業計画 有識者意見踏まえ承認検討

広島市西区にある商業施設「マリーナホップ」の跡地の事業計画について、広島県は、有識者の意見を踏まえて承認の可否を検討することになりました。

平成17年に開業した広島市西区にある商業施設「マリーナホップ」は、立地する県有地の賃貸借契約が令和7年3月で終了します。
その後は広島県が選定した自動車関連会社や外資系のコンサルタント会社などからなる事業予定者が乗り物をテーマとした体験型施設をオープンさせる予定です。
ただ、事業予定者だった「広島トヨペット」や「マツダ」が辞退を表明するなど事業者の変更が相次いでいて、県議会では事業計画の実現性や資金調達について不安視する声が上がっています。
こうした中、県は11月に都市デザインやまちづくり観光分野の専門家などあわせて7人程度からなる有識者による検討会を設置しました。
県は検討会で、事業予定者が提出した事業の実施計画や資金計画について有識者から内容が妥当なものかどうか意見を聞き取った上で、計画を承認するか判断することにしています。