竹原警察署 車庫証明に関する書類約890件を誤って廃棄

竹原警察署 車庫証明に関する書類約890件を誤って廃棄

竹原警察署が、書庫で保管していた車庫証明に関するおよそ890件分の書類を誤って廃棄していたことがわかりました。
竹原署は、「個人情報の適切な取り扱いについて意識付けを深め、再発防止に努める」としています。

警察によりますと、誤って廃棄されたのは、令和2年に竹原警察署に届けがあった車庫証明に関する890件分の書類です。
これらの書類は、本来は5年間保管されるもので、署では書庫で管理していましたが、今月6日に文書の整理をしていた署員が、なくなっていることに気づいたということです。
竹原署が調査した結果、ことし7月に保存期間が過ぎた資料を廃棄する際、本来は対象ではなかった今回の書類を誤って混在させていたことがわかったということで、廃棄の対象のものかどうか確認する作業を怠ったのが原因だとしています。
車庫証明の書類は、提出を受けて警察が調査を行ったあと、標章を交付する流れになっていて、誤って廃棄した890件分はこうした業務を終えて保管しているものだったということです。
竹原警察署の松村良輔次長は、「関係者にご心配をおかけし深くお詫びする。今後、個人情報の適切な取り扱いについて署員への意識付けを深め、再発防止に努める」とコメントしています。