広島県 県内宿泊施設利用者に費用割り引く支援策

広島県はG7広島サミットで高まった観光需要を継続させるため、11月から県内の宿泊施設を利用する人を対象に宿泊費用を割り引く独自の支援策を実施しています。

県は、G7広島サミットの開催で高まった観光需要を県内の旅行者が減少する閑散期も継続させ、物価高騰や人手不足の影響を受ける宿泊事業者を支援しようと11月から、独自の旅行支援キャンペーンを実施しています。
キャンペーンでは、大手オンライン旅行会社2社を通じて県内の宿泊施設を予約する人を対象に、宿泊代金が4000円を超える場合、1泊につき1人2000円を割り引くクーポンを発行しています。
実施期間は年末年始を除く、来年1月末までとなっていて、クーポンの発行予定枚数は20万枚です。
県によりますと年内の宿泊分についてはほぼ発行予定枚数に達したということですが、現時点で1月分はまだ余裕があるということです。
広島県観光課は「冬の広島の魅力を楽しんでいただくため、ぜひキャンペーンを利用して県内のいろいろな場所を訪れていただきたい」としています。